最後の願いを、叶えたい(パート2)。
こんにちは、しんちゃんです。今回は、前回の続きの記事となっております。
前回書かせて頂いた内容は、Ambulance Wens(アンビュランス・ウェンス)というオランダのボランディア団体で、間も無く死を迎える人々の、最後の願いを叶えるという団体。
shinchan-netherlands-belgium.hatenablog.com
この団体の活動が世界中に広まりつつあり、オーストラリア、ベルギー、ドイツ、スペイン、イスラエル、エクアドル、コロンビアなどでは既に活動が始まっていることなどを前回の記事で紹介させて頂きました。
さて、今年の春と秋の合計2回、このアンビュランス・ウェンスを日本のお客様と訪問をし、視察や国際会議の前夜祭などに参加をしてきました。
こちらが今回のお客様「一般社団法人ウィッシュワゴンファンデーション」様のウェブサイトになっております。事前の打ち合わせでは、「まだまだこの活動の認知度が低いこと」にお悩みのようでしたが、それでも少しずつ利用者が出てきているようです。
今回の国際会議のスピーチでは、
「ターミナル期の方の願いを叶えるポランティア団体」は、日本で今までにない支援の形でしたので、広報活動の中で色々と苦労はありましたが、除々に協力者や理解者が増え、ようやく「娘の通った高校に行きたい」と言われる方や「生涯を通して続けてきた剣道の道場に行きたい」と言われる方「母と1泊2日の旅行に行きたい」と言われる方の支援等、具体的な活動を行えるようになりました。
といったことをお話されたようです。
アンビュランス・ウェンスの活動を一般社団法人ウィッシュワゴンファンデーションとして日本で創設された前田様は
「想いはあるけど、どうすればいいか分からない」今この瞬間も迷いとまどっているすべての人に少しでもこの支援を心の拠り所にしていただけたらうれしいです。
と述べておられる。そういう風に、動きたくてもどうした良いのか分からないという方いらっしゃるのではないでしょうか?この活動の対象となる人は、以下のような方々となります。
・大切な人の為に「何かしてあげたい」と想っているご家族、ご友人の方
・ご高齢の方
・持病を抱えている方
・ターミナルケアを受けている方
・行きたい場所に単独で行く事が困難な方
一人ではどうしようもできない、移動に困っている、何が喜ばれるのか分からない、資金が足りないなど、色々な悩みを抱えているのであれば気軽に相談してみて頂けたらと思います。
間違いなく、手を差し伸べてくださる方々がこちらの団体にはいらっしゃいます(ウィッシュワゴンさんの所在地は名古屋になりますが、それでも色々な場所に足を運んでくださる心優しい方ですよ)。ボランティアであなたの周りの上記のような方々を手助けしてくれる人々が、ここにいるのです。その団体の皆様は心から、真剣に力を貸してくださいます。
僕個人的な感想ですが、この活動の良い所は利用者一人ひとりに寄り添ったサポートが実行されている点なのだと思います。一方的に「これをすれば喜んでもらえる!」と、する側が押し付けるのではなくて、受け取る側の話を真摯に聞き入れ、活動に取り組まれております。
日本での活動の様子を以下に紹介しておりますので、ぜひご覧頂けたらと思います。
また、こちらで一緒にボランティア活動をしてみたいという方も、以下からお問い合わせもしてみてください。この活動が少しでも日本で広まっていくことを応援しております。
最後に前回同様、最近のオランダ・ベルギーの様子を写真でお届けして、終わりにしたいと思います。
ではでは皆さま、引き続き宜しくお願い致します!Be Happy with Happy ! ハッピーツアー オランダ&ベルギーの手がけるプライベートツアーは以下からご覧ください。