しんちゃんのオランダ&ベルギーツアーガイドブログ

オランダ、ベルギーで個人ツアーガイドをしているしんちゃんです。僕の日常や観光情報などを毎日こちらのブログにて綴っております。個人ツアーの詳細はハッピーツアー オランダ&ベルギーでご検索ください。みなさん、楽しい素敵な旅行を楽しみましょう!

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差別の経験とそれを乗り越えて②

こんにちは、しんちゃんです。

昨日久々にFacebook上にあげてみた記事に、カンボジアにいた時の友人たちからコメントをもらってハッピーなのです〜〜!コメントくださった方、ありがとうございました。という事で昨日書いたことの補足を書いていくわけなのです。

 昨日書いた記事は以下〜。

shinchan-netherlands-belgium.hatenablog.com

 

 

 

早速ですが、なんでその、ブリュッセルで体験した出来事が強く印象に残っているのか。

 

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それはいたって単純。今まで仲良くしてきたその友人(以下Aさんとします)が、突然顔色を変え、凄まじい嫌悪感と不快感をとーっても露骨に表現したからです。今まで会社の上司や部活の先輩から散々怒られてきて、その上司の嫌悪の表情とか覚えているけど(笑)、その時とは比べものにならない、「そんな人とはもう一生関われません!」みたいに突き放された感覚。僕のたった一言で、さっきまでワイワイ楽しくやっていたAさんと僕の間に、一気に亀裂が入ったことでした。

 

これ、本当に辛い経験だった。

 

それでこの出来事が起こった瞬間に、自分の言動のとんでもない問題点に気づきました。時すでに遅し...

 

*日本であれば「本音と建前」を駆使して、その場の空気感でなんとか逃れられる場面であったかもしれないけど、ここにいたらそうはいかない(笑)向き合って話すしか方法はないのです(笑)でも向き合って話して良かったと思う。

 

ちょっと激しく怒りすぎじゃないか?俺の意見も聞いてくれぃ!と正直思ったけど...

 

でもブリュッセルとか、いろーんな人種や国籍が混ざり合った場所で育っているAさん。ブリュッセル内でも差別的な衝突は日々起きていて、それを目の当たりにしてきているAさん。Aさんの言いたいことは、「差別すること、されることの悲しさや辛さ、不平等さ」で、この街で人権の大切さを考える人とっては、僕の言動があまりに浅はかであったことは明らかです。

 

にしても、あの時の僕とAさんの会話。それと僕が「怖い」と言ってしまった男性の顔は、忘れることができないほど鮮明に覚えています。

 

 

 

ところで、

 

 

超スーパー今更だけど、差別といえば年末のある番組で、「黒塗り姿?のブラックフェイスで登場して笑い?をとった?」という番組への批判がありました。

 

賛否両論な感じ?日本国内では否が多めな感じ?でしたが....

 

僕はAさんのとてつもない不快感や嫌悪感、その時に面と向き合って僕の言動について話し合ったことを思い出すと、「日本のお笑いだから差別ではなくない?」とはどうしても言い難い。感情論だねこれ。すみませんっ

 

でも、僕の育ってきた環境では理解しえない、辛くてひどい差別経験をトラウマのように持っている人からしたら、笑い者になるブラックフェイスに対して批判したくなるだろうし、差別されたと受け取る人もいるだろう。もしあなたの最愛の人が差別の対象で、一緒に年末のこの番組を見ていたら(寛容に受け流す人もいるだろうけど)、ネガティブな感情がよぎるに決まってるよね。

 

「アジア人だって差別受けてるじゃん!」というコメントもあったけど、そしたらそれも改善するべく前進していけばいいと思う。「アジア人だって差別受けてるじゃん(だから、この黒塗り問題にだけ批判の的にしないで。)!」という、これまた軋轢を生むマイナス方向にはなってほしくないなあと思っております。

 

「アメリカでは差別扱いかもしれないけど、それは全ての国には当てはまらなくて、日本では差別の意識はない。」という意見。正しいように聞こえるけど、似たようなことがもし自分の身に降りかかったら、自分のパートナーや友人が差別で侮辱を受けたら、って想像すると、たとえ差別意識をしていない日本であっても、このことをじっくり考えていく必要があると思うのです。

 

単純に、嫌じゃん、こういうの。

 

この番組を差別だと捉えることが「極端すぎる」ように見えて、当事者になった場合はみんな敏感になって、不快になるのでは?

 

という事で結論はないけど、何が問題だったか考えると、僕の「共感力の欠如」です。間違い無く。「僕には縁もゆかりもない話」と思って日々過ごしてきた結果、こういう共感力不足が起こってしまったようです。

 

最後に、こういう差別問題とかって、あまり差別を受けたことがない人こそがじっくり考えなきゃいけないことです。きっと。例えば男女平等について議論すると、男性側があまり積極的でなくなったりするのと似ている気がする。被害者ではない(になりにくい)側が一生懸命考えていくのが、より良くなると信じています。僕も考える。

 

以上、読みにくい、かつ全く参考文献もないただの経験談でした!いいのです。ブログだし。少しでも知ってもらえたら。

 

*それにしても、文章を書くって難しい。語尾を統一することすらできないという(笑)

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ではでは皆さま、引き続き宜しくお願い致します!

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